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技術の力をもって
北海道の地域社会に貢献する
山口 拓真
YAMAGUCHI TAKUMASA
エネルギーシステム部
エネルギーシステムグループ
マネージャー
2009年入社
東北大学工学研究科出身。現・第一営業部 都市エネルギーグループにて法人営業からキャリアをスタート。
東京ガス株式会社への出向を経験した後、本社に戻り法人営業技術支援を担当。
現在はエネルギーシステムグループマネージャーとして、グループ全体の統括を担う。
Interview digest movie
Progress
お客さまと向き合うことが、仕事のやりがいに
大学時代の研究分野とは違いますが、これまで学んできた工学の知識を活かし、北海道の発展のために貢献したいと考え、北ガスを志望しました。入社後の配属は法人営業の部署であり、ホテルやオフィス、病院、温浴施設などに供給するエネルギーとして、都市ガスを提案する業務を行っていました。北海道は、燃料として灯油や重油を使用する文化が根強いエリアであるため、都市ガスに代表されるクリーンエネルギーに転換することの意義を伝え、採用に結びつける営業活動は大きなやりがいがありました。その後、東京ガス株式会社に研修出向しますが、当時はエネルギーの自由化が本格的にスタートしたタイミングで、首都圏ではシェア獲得に向けた激しい競争の最中でした。その時代に経験した仕事のスピード感や判断基準などは、当社に戻った今も知識の糧となっています。
Challenge
どんな仕事にもドラマがある
その後はエネルギーシステム部に異動し、技術支援という形で法人営業に携わります。業務内容としては、ガスヒートポンプエアコンの省エネシステム導入や、停電対応型のコージェネレーションの技術提案、最近ではカーボンニュートラルのニーズの高まりを受けたオンサイトでの太陽光発電設置サービスなどがあります。印象に残っているのは、法人向けの冷暖房機器の省エネサービスを開発したことです。IoTやクラウド技術を駆使し、「Mys3(ミース)」というブランド名でサービスをリリースし、導入コストを徹底的に抑えるために、メンバーの得意分野を持ち寄ってセンサー、デバイス、クラウド側のフロントエンドからバックエンド、ユーザーインターフェースまでのすべてを自分たちで開発していきました。将来を見越した拡張性の高い設計は、新たなお客さまニーズや技術の進歩にも対応できると各方面から評判の声をいただくことができました。開発中は苦労する面もありますが、みんなの力で一つのモノやプロジェクトを作り上げる「ドラマ性のある仕事」が北ガスには多いと思います。

Current
社会からの期待に応え、次世代人材の育成
マネージャーとなった今は、全体統括が主な役割です。エネルギーセンターの設計・建設・運営事業や、札幌発電所の維持管理、ガスヒートポンプエアコンの保守事業、オンサイトエネルギーサービス事業、業務分野のEMSなど幅広い技術分野をカバーするグループの長として、20名ほどの社員や協力会社さまとの組織運営を任されています。現代社会において、エネルギー事業者は省エネや脱炭素、災害に強いインフラ構築が求められておりますが、北ガスは個人・法人問わず、直接お客さまと向き合うことができ、それぞれの事情を理解できるポジションで仕事ができることが大きな強みだと感じます。マネージャーは人材育成も大きな仕事の一つです。営業時代に培ったお客さま視点での考えと技術者としての心構えを知る管理職として、次世代を担う人材を育成したいと考えています。
Person
エネルギー以外にも、北海道の暮らしに貢献する強い気持ち
北ガスはエネルギーで地域を支えるインフラ会社です。ここで働く社員の役割は多岐にわたっており、総合商社と言っても過言ではないと思っています。例えば、小売やスタッフ系部門では、お客さまや地域の声に耳を傾け、何をすべきかを考えていく。そこで得た課題は技術部門と共有し、改善したものをより良いサービスとして提供することができる。扱う分野は、ガスだけでなくエネルギー産業全般、そして暮らしに関わる産業へも広がっています。そうした背景から、これからの北ガスを担う人物像は、北海道の暮らしに貢献するという強い使命感を持つ人、粘り強く目標に向き合える人、相手を思いやる気持ちのある人がふさわしいと感じています。

Carrer & Objective
技術と知識を深化させ、地域に貢献
地域社会に貢献することが目標
「技術をもって北海道の地域社会に貢献していく」を目標としていました。入社時は法人営業でしたが、そこで得た知識も必ず技術に活かされると思いながら、仕事と向き合っていました。
新しい知識をアップデート
日々進歩するエネルギー業界では、常に新しい、かつ幅広い知識(電気、設備、情報技術等)が求められるので勉強は必須です。広い視野で考えられるマネージャーを目指しています。
マネジメントスキルを高める
今後は管理職として、高いマネジメントスキルが求められます。これからはさらに経験を積んで、後輩の技術者たちが働きやすい職場づくりを使命としています。
Private
家族と仕事のバランスが大事
子育てをするようになり、家族で過ごす時間を大切にするようになりました。小学生になる子どもは工作やプログラミングが好きで、休日には工作の材料の買い物やワークショップに一緒に参加するなどしています。

Interview