先輩社員からのメッセージをご紹介いたします。
(※所属・役職は取材時点のものです)
私の部署は、言葉の通り導管を建設する部署です。簡単に言うと「道路に埋設される都市ガスのパイプラインの工事」を担っているという感じでしょうかね。部署の仕事は、ガス工事の計画を図面として作成する「設計業務」、道路等の占用・使用許可に携わる「占用業務」、そして私が所属する「施工業務」があります。
施工業務は、工事の現場の安全管理や進捗の管理、精算業務、完成した竣工図の検収に加え、社内の他部署と連携して工事を行うこともあります。「ガス」も「工事」も素人だった私にとって専門的な知識も多く、苦労することもありましたが、わからないことが多い分、やりがいは非常に感じています。ガス管を埋設するにも、多種多様な部材や環境面に優れた工法等もあるので、これらを最前線で体感できるのは、この仕事の面白いところだと思います。パイプラインを整備していくことは、自社の根幹であるガス事業の発展を担う仕事ですし、何よりお客さまのために「安心・安全」にガス工事を行っていく、スケールの大きな仕事だと思います。
就活の際は「環境問題に貢献できること」「北海道」「社員の人柄」の3つのキーワードを意識しました。
私は、学生時代に、金属粉体の充填特性について研究をしていました。全くガスと関係のない内容でしたが、その研究背景として、環境問題へ取り組むことがいかに大切かを学びました。そのため、北ガスの天然ガスという環境負荷の少ないエネルギーをベースに、省エネ社会の構築を目指すビジョンに惹かれました。あと、私は生まれ育ちも北海道で、この土地で生活をしていきたいという思いがありました。当時就活をしていた仲間の中には本州や海外勤務を希望する人もいましたが、「俺は北海道から頑張る!」とお酒を飲みながら語り合ったのは良い思い出です(笑)。就職活動には人それぞれの想いやカラーがあって良いと思います。北ガスの座談会で、社員の方とお話をする機会もたくさんありました。気さくで話しやすい方が多いと感じたのと、福利厚生もしっかりしているという印象を受け、北ガスに決めました。
現在は工事現場の監督員になるためのOJT期間なので、まずは一人立ちをして本支管工事の安全管理・技術面の向上をはかり、部署の戦力になりたいというのが身近な目標です。日頃から心がけていることは、現場で疑問に思った点はそのままにしないことです。工事に関して多くのルールや基準が存在するので、的確な判断をするためには、これらの理解が必要です。今は知見を深めて自分に落とし込めるよう、自ら調べることに加えて、経験豊富な先輩方に質問することもたくさんあります。みなさん本当に優しく教えてくださいますので、感謝しています。
この先、長い社会人生活が続くので、仕事を楽しむことができれば生活も充実するかなと思っています。ただ「安心・安全」が第一な分、緊張感がある場面がほとんどなので、その中でも新たな発見や学びを楽しめるようになりたいです。短期的な目標としては、目の前の業務にしっかり取り組み、「パイプラインに関するプロフェッショナルになること」を目指したいです。一方で、北ガスでは、ジョブローテーション制度が採用されており、供給・保安・製造・設備・営業・料金・技術開発・スタッフ等、業務も多岐に渡ります。これらの業務を1つの会社で体験できることは広い視野を養えるチャンスだと思うので、他の業務にも興味を持ち続けたいと思います。
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