SPECIAL CONTENTS for 2021

北ガス社員による「座談会」「対談」の様子をお伝えします。

PAIR TALK

さまざまな職種 ペアトーク

理系スタッフ ペアトーク

pair_body-0c

現場からスタッフ部門へ。活躍の場を移して描く新たなキャリア

  • pair-c2

    矢本 令子

    2012年入社。札幌出身で関東の大学で感性工学を学び、学部卒で就職。最初の配属は、工場向けにLNG(液化天然ガス)等の営業を行う部署。その後、2019年原料企画室へ異動し、原料であるLNG調達を担当。趣味は旅行とお酒。

  • pair-c1

    松澤 圭祐

    2012年入社。札幌出身。土木系専攻で、関東の大学・大学院を修了。新築工事現場におけるガス工事の機器施工の管理監督業務に7年従事し、2019年より経営企画グループにて、中期経営計画や料金施策の策定等に関わる。1児の父。

目次
Topic:1

スタッフ部門の一員として感じるやりがいとは?

松澤 松澤

経営企画グループは、経営陣との接点が多く、その名の通り、北ガスの「経営」に最も近い部署かなと思います。

これから私達が取り組む大きな仕事は、次の「中期経営計画」を組み立てていくこと。北ガスグループ全体として、どういう姿を目指していくのか? ということを、答えがないところから「最も答えらしいもの」を検討していく業務です。

矢本さんの「原料企画室」とも、接点は多いよね。

矢本 矢本

原料企画室は、都市ガスの原料となるLNG(液化天然ガス)の調達を行う部署なので、全社の経営戦略にも関わってきます。

今、私が担当している業務は、主に石狩LNG基地のタンクに入っているLNGの在庫管理とLNGタンカーの配船計画。

松澤 松澤

一気にスケールの大きい話! 具体的にはどんなこと?

矢本 矢本

「この季節だからLNGはこのくらい減るのではないか?」といった日々の管理や、「来年はいつ外航船(LNGタンカー)が入港できるか?」といった年間計画を立てます。

LNGの調達は、何十億円という金額の〝買いもの〟となるので、都市ガスを安定的に供給するためにも精確な在庫管理が必要ですし、LNGの調達価格は原価に響いてくるので、大きな使命感、やりがいを感じますね。

松澤 松澤

北ガスが売っているものやサービスは、ガスや電気など、LNGが起点となるものが非常に多いから、LNGをどれだけ使うか、ということはとても重要なんだよね。

何か新しいことを始めようというときも、「原料企画室に確認しなければ」とかね。

矢本 矢本

そうだよね。「LNG調達価格の見通しは?」「その見通しの根拠は?」などと聞かれるので、いろいろな分析結果を出すことが多いね。

でも、隣同士の部署なのに、経営企画グループがやっていることって、私も全部は把握できていないのが正直なところ。新しいことを考えるにしても、既存のものやサービスを全部把握しておかなければいけないわけで、すごく大変そうなイメージがあるよ。

松澤 松澤

北ガスやグループ会社が行っていること、取り組んでいること全てが守備範囲だからね。

料金のことや既存サービスのことなら、詳しい人が必ずいるけど、「新規事業」とか「新規プロジェクト」となると、今の部署の先輩も全員知らないからみんな、一生懸命勉強したりする。そこが、大変だけど面白い。

矢本 矢本

ガスとは全く関係ないことでも、オフィスで背中越しに話を聞いていると、「これは面白そうだな!」と皆で盛り上がっているよね。そして「やってみるか!」と前向きに話をしていて。

「あ、それやってみるの!?」と驚きながら聞いているよ(笑)。でも、自由化の中で北ガスが変わり始めているのも実感できるかな。

松澤 松澤

よく「あれだけのこと、まとめ上げていくのは大変そう」って言われるんだけど、プレスリリースなどの完成形を見るからなのかな?

どんなプロジェクトも戸惑いながらゼロからスタートし、幾つものステップを踏みながら進めていく。それが大変だけど面白いんだよね。

原料企画室にも、他からは見えない部分ってあるよね。たとえば、来客数の多さとか北ガス社内で一番じゃない?

矢本 矢本

そうかもね。

たとえばLNGの売主で外国のお客さまも、北ガスに購入してもらおうと営業にいらしてくれる。

そうした来客は、今後LNGを購入するかもしれない方々なので、関係づくりをしておくことが、北ガスの今後の安定した原料調達に寄与していると感じているよ。

原料企画室はたぶん、北ガスで一番グローバル。

松澤 松澤

ちなみに矢本さん、英語は?

矢本 矢本

英語はですね、話せません、勉強中です。

実際に英語のメールが来ることもあるので、実践を交えながら少しずつ頑張っています。

北ガスは北海道内で事業を行っている会社なので、入社前は「英語は必要ないかな?」と思っていたけれど、やっぱり世の中は、英語ができるにこしたことはないなと(笑)。

松澤 松澤

原料の世界では、英語がデフォルト?

矢本 矢本

他の企業で原料に携わっている方は、英語が話せるのは「当たり前」ですね。

私たちの場合、外国のお客さまが来社するときに、一緒に来社する日本人の方に「通訳の方をお願いします」とお願いすると、「え、い、要ります!?」みたいなやり取りに(笑)。

そして、北海道にいながら、世界を相手に仕事をさせてもらっているのはすごくやりがいがあります!

Topic:2

総合職ならではの異動経験は、今の仕事に生きているか?

矢本 矢本

原料企画室の前は営業にいたけど、「売る側」「買う側」という立ち位置が180度変わってしまいました。しかも、LNGというのは〝大きな買いもの〟であり、良くも悪くも、会社に大きな影響を与えるので、何よりも「買う根拠」が重要だから、たくさんある情報の分析が必要。「プレゼンやトークの勢いだけでなんとか!」というわけにはいかないところが難しい。

松澤 松澤

LNG調達で長期契約を結ぶとしたら、将来にわたる不確定な要素がどうしても出てくるしね。

そこを乗り越えるための交渉とか、社内でコンセンサスを得ることとか、そうしたスキルが必要になってくるよね。

矢本 矢本

「供給が途絶えました」とか、「来ると思っていた船が来なくて、ガスが足りません」なんてなったら大変。

松澤 松澤

僕らの給料は、原料企画室に懸かっていると言っても過言ではないかも(笑)。

現実には、最終的な意思決定は経営判断だし、そんなことはないけど、それでも、経営判断のスタート地点は、原料企画室、矢本さんたちが担っているのは事実だよね。

矢本 矢本

会社に与える影響の大きさはとても大きいね。そこが大変でもあり、やりがいでもあるかな。

松澤さんは、これまで所属していた施工管理グループとの違いについては?

松澤 松澤

現場やお客さまに最も近い部署から、会社の「経営」に一番近い部署に来たということかな。

これまで身に着けてきた工事に関する知識は、今はほとんど役に立っていないけど、現場や現場に近い場所で仕事をしている人たちの感覚は、よくわかる。

たとえば、「中期経営計画」も恥ずかしながら、施工管理グループにいた頃は、読み込んだことがなかったし、周りの人もそうだった。だからこそ、社員はもちろん、株主などステークホルダーの皆さん、それぞれの立場に対してもっと伝わりやすい言葉に、僕が言い直すことができるのかなと思います。

そうしたことに、気づくことができて、異動を経験して良かったと思ってる。

矢本 矢本

松澤さんは、異動先の部署について希望を出した?

「異動したくない」ということではなくて、「この部署に行きたい」というのがあまりなくて私は出していなかったんだけど。

松澤 松澤

私も、経営企画グループとは全く言っていませんでした。異動の内示を受けたとき、「そこはどんなことをしている部署?」なんて思ったくらい(笑)。

前の部署にいたときに上司に話していたのは、異動する際は「今の部署の知識とか経験が全く活きない部署に行きたい」ということでした。

そういう意味では、希望したことになるのかな。

矢本 矢本

希望が通っていますよね!

でも、普通なら「経験を活かせる部署に」となるような気がするのですが。

松澤 松澤

僕の持論だと、社会人は覚えることに必死な最初のうちは、急激な成長を遂げることは稀で、必要な知識や技術を身につけて経験を積んだ後に、ぐっと伸びる瞬間を迎えること。

もし異動で「経験を活かせる部署」に行ったとしたら、そこで成長が頭打ちになるかもしれないと思って。

だったら、「新しいスキルや能力」を身に着けるためには、「未知の部署」に異動したほうが良いのかな? と。

Topic:3

大学時代の学び、研究テーマは仕事に生きているか?

矢本 矢本

わたしは「経営システム工学科」で「感性工学」という勉強をしていました。たとえばある色を見て、「爽やかな色」と感じる人は、「この色も爽やか」と感じるのではないか? といった内容の研究をしていました。

松澤 松澤

通販サイトなどでよく出る「この商品を買った人は…」みたいなやつ?

矢本 矢本

あちらは統計データに基づく表示で、私の研究は、そこにもう少し「感性的な分析」を加えて行くイメージです。

正直、これは、今の仕事には全く活きていない(笑)。

大学時代の経験が生きている部分があるとしたら、「Excelを使った分析には慣れている」ということでしょうか。

松澤 松澤

そこは同感だね。

僕の場合、前の部署での仕事のほうが、そういう部分を活かせていたかな。

今の部署では、結果や仮説をデータで裏付けるのではなくて、集めたデータや結果(事例)から「確度の高い仮説を立てる」「自分で決める、解釈する」というニュアンスが強いので。

矢本 矢本

松澤さんの専攻って、何だったの?

松澤 松澤

僕は、土木が専門。土木の中でも「水環境」です。研究室では、「東京湾の水質環境」を研究テーマとしていました。

大学時代は、実験を行ったりシミュレーションソフトを使って「青潮」などの現象を「どうしたら抑制できるか?」という研究に取り組んでいたんです。

なので大学時代の研究そのものが、北ガスに入ってから活きたことは、今まで一度もありません(笑)。

矢本 矢本

総合エネルギーとは言え、まだ「水」は扱っていないからね(笑)。

研究発表とかも行っていた?

松澤 松澤

学会などでも発表していましたね。だから、大勢の前で話すことには慣れています。そうしたプレゼンは、要は場慣れかな。

ただ、経営企画グループに異動してきて思ったのですが、プレゼン用のスライドの構成の仕方や話の展開方法などは、学会などでの発表で経験したものとは、全く別ものでした。

矢本 矢本

経営企画グループでは、誰かに向かって発表する機会ってあるの?

松澤 松澤

ありますね。役員向けや社内向け、外部のお客さまに向けてが多いです。

そうした発表では、とにかくテーマの規模が大きいので、緻密なデータがどうこうというより、ポイントを絞り、伝えたいことは何か、を明確にする必要があるわけです。

だから、経営企画グループでPowerPoint(パワーポイント)を使ったプレゼンノウハウの本を購入して参考にしました(笑)。

矢本 矢本

そうか。そうやって一つひとつ挙げていくと、大学時代との違いっていっぱいありますね。

松澤 松澤

理系だと「数字に強い」などと言われるよね。でも、「数字に強い」にもいろいろと〝種類〟があって。

僕の場合、施工管理グループでいろんな現場や工事に関する数字を見てきたので、そうした数字には強いかもしれないけど、今は「会計上の数字」のほうが重要で、その知識はまだまだ足りない。

理系の強みでいえば、資格のことを挙げて良いかもね。

矢本 矢本

理系の資格?

松澤 松澤

ガス業界には、さまざまな資格があるんですよ。

でも、理系の人は、取りやすいんじゃないかな? やっぱり数学的な問いも出題されるし、化学に関する知識も必要なので。

ただ、やっぱり業務で直接活かす機会が多くないと、本当に「自分は理系だったのか!?」なんて思うときがある。

矢本 矢本

ほんと! 卒業してから何年も経ってしまったし。

松澤 松澤

おかしなことを言うようだけど、北ガスにはいわゆる〝理系出身者〟にとっての魅力がすごくあったとして、そこの部分が高々と掲げられていたとしたら、僕は北ガスには入社していなかったかもしれない。

矢本 矢本

あー、そうかもね。スタッフ系の職種や営業も含めて、幅広くできるのが北ガスの魅力だし。

北ガスで働いている人を見てみると、本当に文理関係なくさまざまな職場で活躍しているよね。

でも、松澤さんは「バリバリの理系」に見えるんだけどな。

松澤 松澤

どうだろう!? シミュレーションソフトは使えるけど、ソフトの中身については全くわからないからなぁ(笑)。

矢本 矢本

確かにそういうことはたくさんあるよね。

松澤さんは、将来取り組んでみたい仕事とかはある?

わたしは異動からまだそれほど時間が経っていないので、しばらくは原料企画室で知識やスキルを磨いていきたい。

そして、大きな契約などに一度携わってみたい。

松澤 松澤

僕も「異動してきたばかりだから」という部分は、矢本さんと考えは同じ。

この先のことを考えるとしたら、自分は「どんな分野へ進みたいのかな?」と考えるのが楽しみで。それが働きながら模索できるのが北ガスの良いところかなと思いますね。

経営企画グループで何年か経験していけば、自分自身の向き不向きがはっきりわかると思う。そのとき、できれば「自分が得意だと思える方」に進んで行きたいなと思う。

この考え方のベースには、学生時代に経験した「就活」があるんだよね。実は学生時代、「やりたい仕事」を全く見つけられなくて、ほんと困った(笑)。

矢本 矢本

わたしもそうだった! それで北ガスにした(笑)。

松澤 松澤

北ガスにはいろんな仕事があるから、社内で「転職チックなことができるかも」と。

矢本 矢本

まさに「社内転職」だよね。

松澤 松澤

でもこの感じ、本当に北ガスの良い部分だなと思っているんだよね。今まさに、その「良い部分」を体験中だから!

そうやって経験しながら、自分の適性というものを見極めていきたい。

そして、40代になったときの自分は「どんな感じかな?」と考えながら、これからの10年をやっていきたいな。

対談を終えて

人事グループ:大塚 裕輝

幅広く、さまざまな業務にチャレンジできることが北ガスの特徴です。

学生のみなさんはもちろん、社内でもなかなか細かい業務内容を知られていない経営企画グループと原料企画室の2人の話から、北ガスの仕事の幅広さを改めて実感しました。

800人前後の社員規模で、原料調達・エネルギーの生産と供給、営業にメンテナンス、スタッフ業務に研究開発までを行っている当社では、「社内にいながら転職のように幅広い仕事ができる」ことが大きな特徴。

「やりたいことがわからないからこそ、北ガスに入社した」。そんな社員もたくさんいます。

やってみて初めてわかる楽しさも、大変さも、やりがいも北ガスで働きながら見つけませんか?

2部署目にしながら、会社全体に大きくかかわる仕事の中枢となって取り組んでいる同期の切磋琢磨している姿が垣間見えたペアトークでした。

参考情報

より一層、北ガスへのご理解を深めていただくための参考情報です。

北ガス新本社内のオフィス環境、設備などをご紹介いたします

2019年6月、北ガス本社は新社屋へと移転しました。新社屋には「北ガス札幌発電所」を併設し、都心部のエネルギー拠点として地域社会に貢献しています。
もちろん働く環境としても、新社屋は抜群の機能性を発揮。
新社屋移転をきっかけにより一層、次代に応える北ガスグループであり続けていきます。

OFFICE INTRODUCTION

社屋紹介

INFORMATION

インフォメーション